悩みタイトル

手作業をする時に痛い
物をつかむ時に痛い
子供を抱っこしてる時に痛い
ラケットを振るときに痛い
バットを振るときに痛い
料理しているときに痛い
手を使って起き上がるときに痛い
などといったお悩みが腱鞘炎では多く見られます。
当院でも腱鞘炎の患者様は多くはありませんがいらっしゃいます。
どういった治療をしどう改善に向けていくか、そして何より大事なのが何でそうなってしまったのかを考えるのが大切になってきます。

腱鞘炎に対する当院の考え

腱鞘炎とはその名のごとく、「腱鞘」が炎症を起こしている状態です。
まず「腱」とは筋肉と骨を繋いでいるものを言います。
そしてその「腱」が通るトンネルのようなものが「腱鞘」と呼ばれます。
そしてその「腱鞘」が炎症を起こしトンネルを狭め通過しにくくなり痛みが起きてしまうものが「腱鞘炎」と呼ばれるものになってきます。狭窄性腱鞘炎と呼ばれるものが我々の言う腱鞘炎に当てはまってきます。
最大の原因は使いすぎによるものが多いです。
手首を酷使することで炎症が起き、腱鞘が肥大化し手首を使用する際に痛みを伴うといったメカニズムになります。
その他にも、内包肩や猫背の影響で腱そのものに負荷を加えてしまったりなども原因としてあげられます。

腱鞘炎を放っておくとどうなるか

腱鞘炎を放っておく事でもちろん症状の悪化が考えられます。
そのうち治るだろうと放置することで症状は悪化し、治療までの期間はどんどん伸びていく事が考えられます。
悪化が進むと腕がシビレてくる場合もあり、ばね指と言って親指が曲げた状態から自力で伸ばせなくなるような症状に繋がる場合もあります。
なので、腱鞘炎だと疑われる場合はまず自分の状態を確かめる意味合いでもすぐに医療機関に行き診てもらう事をおすすめします。
腱鞘炎の改善方法でもお伝えしますが、基本的には安静が大事になってきます。
仕事等で医療機関に行けない場合はまず、安静にし極力腱鞘への負担を減らしていく必要があります。なので、酷使しないという事が腱鞘炎の治療で前提になってきます。

腱鞘炎の軽減方法

腱鞘炎の改善方法は、まず先ほども伝えた通り安静が大事になってきます。
酷使していた腱鞘の炎症を先ずは落ち着かせる必要があり、肥大化してしまっている状態を戻していく必要があります。
なので部活動などでのスポーツであったり、仕事での手作業であったり手首の負担を一旦なくしていく必要があります。
湿布等も炎症を抑える役割があるので必要ですが、湿布をしているから動かして良いというわけではないので、やはり安静が最優先になってきます。
そして大事になってくるのがなぜ腱鞘炎になってしまったのかを考えていく必要があります。例えば、部活などのスポーツであればフォームが崩れ負担のかかるフォームだったり、仕事での手作業も姿勢が悪く腱や腱鞘に負担のかかる姿勢だったなどといった原因があるのでそれを改善していく必要があります。

腱鞘炎に対する当院の施術メニュー

最初に言った通りやはり前提は安静にすること大事になってきます。
基本的にはそれでよくなるケースが多いです。もちろん安静にせず痛みがあるのに仕事を続けたり、部活動でのスポーツを続けた場合は改善しない事がほとんどです。極端に休ませていく必要があります。
早期改善や、再発しないための治療としてはいくつかあります。
先ず早期改善ですが、電気治療がその一つで炎症を抑え痛みを緩和させる効果が望めます。必ず良くなるというものではないので、やはりあくまで安静が第一になってきます。
そして大事なのは再発しないための治療です。
安静にして良くなったからと言って同じことを繰り返すと痛みも繰り返されます。
腱鞘炎の原因の一つとして猫背・内包肩があります。
肩が内巻きに入ることによって腕全体が内側に捻じれ腱自体の負担が大きくなることで腱鞘炎になるリスクを高めてしまいます。
なので姿勢の改善が腱鞘炎にはつながってくると言えます。

施術頻度はどのくらいか

治療頻度は痛みが引くまでは毎日電機はかけてあげたほうがいいです。
基本的には安静療法になるのでまず1週間設けてその間は先ず毎日電機をかける、その後は1日おきなど間隔をあけ様子を伺っていくという形が望ましいです。
しつこいくらいですが、極端な安静が必要です。