胸郭出口症候群
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・上半身の痛み
圧痛や胸の痛み
上半身への放散痛が起こる
・痺れ
腕神経叢に牽引刺激が加わり発症する
筋肉により、神経・血管の圧迫
・肩こり
筋肉の障害により血行障害などで起こる
筋肉の障害で冷えが起こる
・握力低下
感覚障害や運動障害が生じる
・男女で発症する
女性は牽引型
撫で肩の女性、肩甲帯が下垂しやすく、上肢が下方に引かれ発症する
男性では圧迫型が原因で生じる
筋肉質の男性に多い
発達した筋、小胸筋、前斜角筋により腕神経叢や血管が圧迫され、発症する -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群について、当院では重症なもの以外は保存療法で施術にさせていただきます。
保存療法で治癒されるものが多いです。
胸郭出口症候群は大きく分けて2つに分類されます。
一つは牽引型です。
牽引型は女性に好発します。
荷物を手にぶら下げる姿勢、長い時間事務作業をした場合に症状が出現します。
首が長く、撫で肩の女性では肩が下垂しやすく、
上半身が下垂。
そのため、神経に牽引力が加わり生じてしまうことがあります。
二つ目は圧迫型です。
筋肉質の男性に好発します。
上半身の挙上によって症状が出現します。
発達した筋肉により神経や血管が圧迫されて、生じます。
筋肉間の狭小化によっても圧迫が起こります。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
放っておくことで多くの障害をもたらしてしまいます。
首の痛みや、肩こり、握力低下、巧緻運動障害、上肢の痛み、痺れやだるさ、日常生活に支障が出るような症状が出現します。
首の痛みから血行障害
首の周りの筋肉の可動域の減少。
肩こり、筋肉内の血液循環障害、肩周りの冷えや
インナーマッスルへの影響を及ぼし、代謝機能の減少を生じます。
握力低下、神経を圧迫し、うまく神経伝達がされず思うように力が発揮されません。
巧緻運動障害は指先の感覚障害があることを指します。
痺れや筋力の低下により指先の細かい運動、動作を妨げてしまう障害です。 -
胸郭出口症候群の改善方法
保存療法や手術療法が主です。
また、保存療法が多く使われております。
当院では、日常生活指導や運動療法、温熱療法、手技療法を扱っております。
日常生活指導に関しては患者様自身がお家でできるようなセルフケアや、アドバイスをお伝えさせていただきます。
また運動療法に関して、当院ではさまざまな施術メニューがございます。
症状に合わせてお身体にあったものを提供させていただきます。
当院では、健康保険が使えます。
保険での施術には手技療法、温熱療法が主となります。
患部の痛みを取ることが重要です。
しかし、再発する場合がございますので、再発しないような体づくりをすることが大切です。 -
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューがございます。
一つは鍼治療です。
鍼を使って、肩周り、首周りの固まった筋肉に鍼をうつことで筋肉内の血行にも刺激を伝えて、筋肉を緩め、血行を良くさせるものとなります。
また、鍼に関しては痛みを伴いませんのでご安心ください。
二つ目は肩甲骨はがしです。
首が原因となって起こるものですが肩や腕にも障害が起こるので、二次的障害を起こさないことが重要です。
肩周りの筋肉が固まってしまうことで、神経を圧迫し、二の腕の神経や、前腕の神経、指先の神経を障害させてしまうので肩周りからも施術が必要となります。
また、肩甲骨周りの筋肉にはインナーマッスルも存在するため冷えが生じてしまいます。
冷えが生じると代謝が下がり、治りが悪くなる傾向になります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
鍼治療に関しては、血行を良くさせる効果がございます。
血行を良くさせることで筋肉が緩み、神経障害も改善させることができます。
また、首の可動域の増大が考えられます。
固まっていた筋肉、収縮していた筋肉を緩ませることで減少していた可動域を戻すことや増大させることができます。
肩甲骨はがしに関しては、代謝機能アップにつながります。
代謝が上がることで冷えを改善させることができます。
また筋肉間の狭小化も改善することができるので巧緻運動障害、指先の痺れなども起こることが避けるため、日常生活に支障が出ないような身体を作ることができます。
改善するために必要な施術頻度は?
改善に必要な頻度は週に2回以上来院されることが大切です。
週に1回や月に2、3回の回数では改善は見込めません。
施術効果が下がってしまうからです。
また、何回か施術して治るようなものではございませんので、多くきていただくことをおすすめします。
胸郭出口症候群は日常生活を送る中で蓄積された症状ですので、それなりの期間がかかることがございます。
そのため施術期間も長く考えていただけなければございません。