坐骨神経痛の改善報告
坐骨神経痛の改善報告
患者様の年代
40代
患者様の性別
女性
ご職業・生活スタイル
ショッピングモールのアパレル販売員で、1日の大半が立ち仕事となり、時折前屈み姿勢での作業がある生活スタイルです。帰宅後も家事を行うことが多く、慢性的に腰部への負担が蓄積している状態でした。歩行時にはお尻から太もも裏にかけてしびれを感じることがあり、仕事での負担と十分な回復が得られにくい状況が重なり、坐骨神経への圧迫が生じている可能性が考えられました。
症状の発生時期・きっかけ
約3か月前から、長時間立っていると腰からお尻にかけて重だるさを感じるようになったとのことです。特に、セール準備で前屈み姿勢が続いた日をきっかけに、お尻から太もも裏へ強いしびれが出現しました。帰宅後も足の疲れが抜けにくく、朝起きた時点でも痛みが残るようになったそうです。仕事中の立ち姿勢や前傾姿勢での作業が積み重なり、坐骨神経への負担が大きくなったと考えられました。
日常で何ができなくて困っていたか?
歩き始めにお尻から脚にかけて強いしびれを感じ、5〜10分ほど歩くと痛みで立ち止まることが多くなっていました。靴下を履く際の前屈み姿勢がつらく、家事の途中でも腰を伸ばして休む必要がある状態でした。夜間も痛みにより寝返りがしにくく、睡眠が浅くなっているとのことでした。
どのような施術を行ったか?
初回は腰部から臀部にかけての筋緊張を確認し、特に梨状筋および中殿筋の過緊張が強くみられたため、指圧や筋膜リリースを中心とした施術を行いました。あわせて、骨盤の前傾不足や可動域の低下が確認されたため、骨盤矯正により左右のバランスを整え、腰椎への負担の軽減を図りました。坐骨神経周囲に強い負担がかかっている可能性が考えられたため、ハイボルテージを使用し、痛みやしびれの軽減を目指しました。さらに、股関節周囲の可動域を広げる目的で、殿筋のストレッチや腸腰筋の活性化といった軽度の運動療法を取り入れました。状態や負担の強さを考慮し、鍼灸施術も併用して深部の筋緊張の緩和を図りました。
施術のポイント・解説
坐骨神経痛は、神経そのものだけでなく、周囲の筋肉や関節の機能低下による圧迫が関係している場合が多いと考えられます。そのため、今回は梨状筋や中殿筋の緊張緩和を重点的に行いました。また、販売職特有の長時間立位により骨盤が後傾しやすく、腰椎に負担が集中していたため、骨盤矯正によって全身のバランスを整え、負担がかかりにくい姿勢づくりを目指しました。ハイボルテージは、神経周囲の違和感が強い時期に使用することで、しびれの軽減が期待できるため、施術の前半に取り入れました。運動療法では、ストレッチだけでなく、十分に使われていなかった筋肉を活性化することを意識し、再発しにくい身体づくりにつなげました。
通院頻度・期間の目安
初期の痛みやしびれの軽減を目指し、最初の2〜3週間は週2回の通院を提案しました。その後は状態の変化に合わせて週1回に調整し、合計6〜8回、期間としては約1〜1.5か月を目安に施術計画を進めました。あわせて、生活指導やセルフストレッチを取り入れ、再発予防にも配慮しました。
施術後の変化・現在の状態
3回目の施術後には、歩き始めのしびれが大きく軽減し、5回目の時点では10分以上歩いても強い痛みを感じにくい状態がみられました。靴下を履く際の動作も行いやすくなり、家事による負担も軽くなったとのことです。現在は再発予防を目的として、月1回のメンテナンス通院を継続しており、仕事中の立ち姿勢も安定してきています。
患者様からの喜びの声
「立ち仕事で毎日つらかったお尻のしびれが、通院を続ける中で徐々に楽になってきました。歩き始めの痛みが少なくなり、仕事中に立ち止まることも減って助かっています。自宅でできるストレッチ方法も丁寧に教えてもらえたので、自分でもケアができるようになりました。今では靴下を履く動作も行いやすくなり、とても嬉しいです。」
担当者からの結び・アドバイス
坐骨神経痛は、「年齢の影響」や「仕事柄仕方がない」と感じてしまう方も多い状態ですが、身体のバランスや使い方を見直すことで、負担の軽減が期待できる場合があります。特に立ち仕事の方は、骨盤の傾きや殿筋の緊張が強く出やすいため、日頃から短時間でもストレッチや姿勢のリセットを意識することが大切です。痛みが強い場合は無理をせず、早めにご相談ください。状態に合わせた施術とセルフケアを継続することで、再発しにくい身体づくりを一緒に目指していきましょう。







