片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
ズキズキと脈に合わせたような頭痛がある。
頭の片側が痛い。
こめかみ付近が痛い。
身体を動かしたときに頭痛が悪化する。
吐き気がして気持ち悪い。
上記のようなお悩みはありませんか??
このようなお悩みに当てはまる場合は「片頭痛」の可能性があります。
片頭痛は仕方のないものだと諦めがちですが、正しい対処を行えば痛みが出る頻度を軽減させることができるので、早めに病院を受診することをおすすめします。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛は一般的には血管が拡張することで頭痛が引き起こされるといわれています。片側で起こる頭痛と思われがちですが、両側性の頭痛を伴う場合もあります。
また、頭痛をすべて片頭痛としてひとまとめに考えている方も多いですが、頭痛には片頭痛のほかに「筋緊張性頭痛」や「群発頭痛」などの種類があります。筋緊張性頭痛はデスクワークなどによる肩こりや首こりが原因で起こることが多いです。一方、群発頭痛はストレスや不規則な生活を送っている方がなりやすいといわれています。
片頭痛については細かい原因は明らかになっていないものの、ストレスや過労、食事、音、光などが誘発要因と考えられているため、規則正しい生活を心がけることが大切です。
症状の現れ方は?
片頭痛には、症状が出る前に前兆がある場合と、前兆がなく突然発症する場合があります。
前兆としては、目がチカチカするような感覚や視野の一部が欠ける、ギザギザした光が見えるといった症状が代表的で、これらは「閃輝暗点」と呼ばれ、片頭痛の一般的な前兆とされています。そのほかにも、めまいや言葉がうまく出にくい、あくびなどが前兆として現れ、その後にズキズキと脈打つような頭痛が生じることがあります。
また、前兆以外に首や肩の凝り、倦怠感、イライラといった予兆が見られる場合もあります。ただし、多くの場合は前兆のない片頭痛であるといわれています。
その他の原因は?
片頭痛の原因は明確ではありませんが、血管の拡張による頭痛や、三叉神経の刺激に伴うセロトニンの変動が関係していると考えられています。その他にも、ストレス、飲食物、頭痛薬の常用、気圧の変化、自律神経の乱れなども要因とされています。
精神的なストレスによって筋緊張が強まるほか、ホルモン分泌による血圧の上昇や、セロトニンによる血管収縮など、さまざまな要因が頭痛を誘発する場合があります。
飲食物では、ワインやチーズ、チョコレート、ナッツ、柑橘類に含まれるポリフェノールや亜硝酸塩などが血管の収縮や拡張を引き起こし、頭痛が生じやすくなるとされています。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置してしまうと、慢性化する可能性があります。片頭痛は数時間から4日程度続くことがありますが、慢性化すると「慢性片頭痛」となり、月の半分程度、または3か月以上にわたり頭痛が続くことがあります。
加齢により慢性的な片頭痛が起こることもありますが、次第に症状が変化し、筋緊張性頭痛を引き起こす場合もあります。また、片頭痛が放置されると、脳梗塞やアルツハイマーなどのリスクが高まるという研究結果も報告されています。
頭痛を「片頭痛だから仕方ない」と思って放置せず、早めに適切な対処を行いましょう。頭痛が続く場合、脳の病気などの危険が隠れていることもあるため、「仕方ない」と思い込まず、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
当院の施術方法について
頭痛=片頭痛と考えている方も多くいらっしゃいますが、片頭痛だと思っている頭痛も、実は筋緊張性頭痛の場合や、片頭痛とともに筋緊張性頭痛が併発していることもあります。片頭痛の場合は血管拡張によって頭痛が起こることが多いため、マッサージなどはかえって頭痛を悪化させてしまう可能性があります。
【ドライヘッド矯正】
一方、筋緊張性頭痛の場合や併発している場合には、首や肩周りの筋肉を緩めてあげると、頭痛の軽減が期待できます。当院のドライヘッド矯正では、首や頭の筋肉を緩めるため、頭痛の軽減が期待できます。また、片頭痛をお持ちの方でも、予防として首の位置を正しい場所に戻してあげることで、頭痛の予防が期待できますので、一度お試しください。
改善していく上でのポイント
片頭痛を改善していくためのポイントとして、まずは規則正しい生活を心がけましょう。血管の収縮や拡張を促すような食べ物は避けることが大切です。また、睡眠の質を高めることも重要で、寝不足や寝すぎ、ストレスには注意が必要です。
片頭痛が出てしまった際には、光や音、お風呂などをなるべく避けることで悪化を防ぐことができます。また、予防策として首や肩周りのストレッチや、ストレートネックの軽減も効果が期待できます。
整骨院などで頸椎の矯正やマッサージなどを日ごろから行うこともおすすめです。痛みが出る前に予防として痛みの出ない身体作りをしていきましょう!