肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしは頸、肩のハリが強い方
長時間デスクワークで背中周りの緊張が強くなる方におすすめの施術です。
肩甲骨を主に動かす筋肉として肩甲挙筋、小菱形筋、大菱形筋、大円筋、小円筋、棘下筋、広背筋、肩甲下筋、僧帽筋があります。
それらの筋肉は肩甲骨を内側、外側に動かす動きや上下にする動きをする役割を担います。
肩甲骨はがしはこういった筋肉に対してアプローチをかけていき肩甲骨の動きが固くならないようにしていく施術になります。
肩をマッサージしても一時的しか効果が持続しない
頸の寝違えがなかなか治らない
デスクワークが続くと背中が疲れてくる
原因は肩甲骨が動いてないことによるものである可能性が高いです。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨が固くなる原因としては猫背が考えられます。
猫背になると肩甲骨が外側に開いてしまいます。
いわゆる内包肩と呼ばれるものです。
内包肩になると背中の筋肉が常に伸びてしまっている状態になり背中の筋肉や先程あげた肩甲骨を動かす筋肉が緊張している状態が常に続いてることになってしまいます。
肩甲骨を動かす筋肉がエラーを起こしている状態です。
本来肩を動かす動作とは腕と肩甲骨を繋ぐ肩関節と肩甲骨の動きが同時に行われる事によって正常に動いている事になります。
この動きを肩甲上腕リズムと呼ばれています。
肩甲骨が動かないとこの肩甲上腕リズムが崩れるということになります。
肩甲骨が動かないと腕だけで肩を動かそうとしてしまいます。
結果的にそれが四十肩や、五十肩になるリスクが高まります。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしをするメリットとしては
頸、肩、背中のハリが緩和します。
肩関節の動きが良くなります。
四十肩や五十肩の症状が改善します。
猫背、巻き込み肩(内包肩)の改善に繋がります。
背中の筋肉の緊張が緩和するので呼吸の質が良くなります。
褐色細胞の活性化により代謝のアップも見込まれます。
結果として美容効果もあります。
また四十肩や五十肩に関しては症状改善はもちろん予防にも繋がります。
現代、四十肩や五十肩でお悩みの方は非常に多くなってきています。
これらの症状になってしまうと半年〜1年以上は痛みと付き合わなければなりません。
少しでも肩の動きが悪いと思っている方は是非1度肩甲骨はがしを試してみてはいかがでしょうか?
自分でできる肩甲骨はがし
自分でできる肩甲骨はがしを2つお伝えしようと思います。
1つ目
①肩を90度まで挙げます。
②肘を曲げ手の指先を肩につけた状態を作ります。
③その状態から大きく円を描くようにゆっくり回します。
④これを内回り、外回り繰り返します。
ポイントは大きくゆっくりやることです。
小さく早くやってしまうと肩関節は動きますが、肩甲骨までは動きません。
2つ目
こちらはストレッチポールを使用します。
ない場合はバスタオル等でも代用することは出来ます。
①ストレッチポールを置きます。
バスタオルを使う方は2つくらい重ねて丸めた状態を作って下さい。
②ポールの上に背中を当て仰向けで寝ます。
そのまま大きく手のひらを広げ10分くらい寝てましょう。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしは最初にあげた筋肉を中心に施術をしていきます。
施術前と施術後での違いや効果を実感して頂きたいので施術前に検査をします。
肩甲骨の動きが現状どれくらい動くのか、正常値はどれくらいなのかを詳しくお伝えしていきます。
ポイントとしては正常値がどれくらいなのかを知って頂く事だと思っています。
正常がわからないと異常がわからないので正常値と比べて現状の状態を、お伝えします。
ご自身の現状を、理解して頂いた後は実際に施術に移っていきます。
施術後どれくらい変化が出たのかもう一度検査をします。
効果には個人差がありますが肩の上げやすさ、肩の軽さは1回の施術でかなりの効果が期待できると思います。
最後に症状によってどれくらいの頻度が必要なのかをお伝えさせて頂きます。