手足のしびれ
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物をうまく握れない
物を良く落としてしまう
物をうまくつかめない
常にしびれている感じがある
寝ようとしてもシビレで中々寝付けない
手足に力が入りにくい感じがある
上記のようなシビレでのお悩みの方は数多くいらっしゃると思います。
今回はなぜシビレの症状が出るのか、なぜ軽減しにくいのか、どうやって対処していけばいいかなどをお伝えできればと思います。
シビレでお悩みのある方はぜひ見ていってください。 -
手足のしびれにおける当院の考え
手足がしびれる原因として様々考えられますが、一般的には下記の3つが挙げられます。
【1】神経障害
1つ目は最も考えやすいところで神経に支障をきたす場合です。
筋肉の圧迫などによって神経を刺激しシビレが出てしまうという事が考えられます。神経でのシビレの場合はその神経が支配している部分でしかシビレない事が特徴なので、例えば腕でいうと外側だけとか内側だけとかいった症状になりやすいです。【2】血行不良
2つ目は血行不良によるシビレの症状です。
意外とこの血行不良でのシビレの方は多いです。血液がうまく末端までめぐりきらないために手先や足先などがシビレてしまうのが特徴です。冷えが強い人はこのシビレになりやすい傾向があるので注意が必要です。【3】皮膚感覚異常
そして3つ目は皮膚感覚異常です。
皮膚の感覚が何らかの原因で異常をきたしシビレが発生してきますが、特徴として腕全体がしびれるなど広範囲でしびれるケースが多いです。自分がよく見るパターンでいうと、肩が内巻きになっている内包肩の人がなりやすい傾向です。腕が全体的に内側に捻じれることで、皮膚も捻じられシビレが発生してきてしまいます。 -
手足のしびれを放っておくとどうなるのか
シビレを放っておくともちろん、そのままシビレは軽減しない事がほとんどです。
よくあるケースでいうと、整形外科など病院に行って「異常はありません」と言われる事があると思います。
元々、シビレの症状まで出てしまっている時点で重い状態ですので治りにくい事が多いです。『筋肉の硬さ→痛み→シビレ』といった順番で症状が悪化していきます。痛みを飛ばしてシビレというケースも多く見受けられます。
そして放っておくと、腕の症状で言えば『ばね指』といった症状に繋がりやすいです。
ばね指は親指で起こりやすいものですが、自分で曲げた指を戻せないといったものです。痛みを伴うケースもあるのでシビレの先の症状といっても過言ではありません。
ですので早めの対処が必要になってきます。 -
手足のしびれの軽減方法
手足のシビレの軽減方法は何から起きているシビレなのかによって変わってきますが、共通する部分もあります。
それは総じて『姿勢が悪い人』に起きる場合が多いという事です。
神経を圧迫しておこるシビレでお悩みの方も、血行不良でおきるシビレでお悩みの方も、皮膚感覚異常の人も、そもそも姿勢不良が原因となっていることが多いのです。
例えば神経障害のケースですが、姿勢不良により頸椎の歪みが発生してきます。頸椎の歪みから近くにある神経を圧迫してしまい腕がしびれるといった症状に繋がりやすいです。症状が進んで頸椎ヘルニアに繋がるケースもあります。
他にも姿勢不良によって内包肩になりやすいので、先ほど言った捻じれからの皮膚感覚異常も起きやすいですし、血行不良も考えられる症状になってきます。
ですので、シビレを軽減するためには先ず、大前提として姿勢を矯正していく必要性があると言えます。 -
お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?
当院で行っている施術メニューでいうと、先ずは姿勢を改善していく必要性があるので『全身骨格矯正』や『猫背改善治療』といった姿勢に対する施術が必要になってきます。
この2つの施術は骨の歪みを整える施術と、筋肉の捻じれをとる施術で共に良姿勢を作る施術になっています。簡単なイメージでいうと、『全身骨格矯正』はバキバキと音のなる施術で、『猫背矯正』はストレッチメインのもので音のならない施術になっています。
なので、バキバキと鳴らして欲しい人も、苦手な方でも大丈夫な形になっています。
そして、シビレには原因不明なものもあります。不定愁訴と言いますがそれに対しての治療としては鍼療法があります。東洋医学の考えをメインにしている施術なので、不定愁訴に強いとされていて、効果も数多くの患者様から喜びのお声も頂いております。
自分の症状にあったメニューを考えていきましょう。 -
軽減するために必要な施術頻度は?
施術頻度は先ず、姿勢矯正に必要な頻度からお話しをします。
姿勢自体が骨格矯正をしてもすぐ戻ってしまう人も多くたいたい3日で戻ってしまうことが多いです。なので週に2回の頻度が目安になっていき、繰り返し行っていく事で戻ってしまう期間も伸びてくるので徐々に頻度を落としていくという形になります。
鍼の場合は症状の度合いにもよりますがやはり基本は週2回の頻度になります。